austlaria

あまり眠れなかった。危険を考える自分ともう片方の行くべきという自分が戦っていたのである。
実際かなり危険な場所であることは間違いない。的山大島の大賀鼻を一人で降りるぐらいのもんだいではない
何かの予感が胸をどきどきさせるぐらいの苦しい感じがしていた。あさレンタカーが来る前に。
ホテル前にクワマンと共に行って見ることにした。干潮であったため初日と同じ様に釣りができた。
ただここはあの川に比べればカスのようなポイントである。頭にウェンロックが取り付いて離れない。




やがてレンタカーが来る時間になりホテルを後にした。りザーバーにターポンがいるのは知っていたが
昨日のデイブの話だとサラトガも入っているらしい既に9時30分を回り新川裕次郎と鎌田Aの2人は
ジムと沖に行ったGTが釣りたかったらしい。私と他3名はリザーバーでウェンロックにいけなかったことを
悔やみつつルアーを投げてゆく早速鎌田Bがターポンを釣り上げる、そして私はサラトガがいそうなドロップに
昨日と同じくペンシルを漂わせ待っていた。


ウェイパの飲料用?ダムだろうか?

でいきなり私のペンシルの横で飛まつが上がったがルアーはなくならなかった。残念もう一回同じコースを
とおすとやはり紫がかった魚体が後ろに見えた。ルアーをかえれば釣れるかも知れないとおもった。しかしローカルの
アボリジニーのカップルか?いきなり対岸に車をつけて100キロはあろうかという巨体で水中に倒れこんでいった。
そしてシャンプーで髪を洗い始めた。終わった感バリバリだったが
向こう岸にいった鎌田Bとクワマンを待って暫く投げていたら今まで泳いでいた彼女が
貴方は赤い肉を使いなさい。といきなり一言????黒人=女=赤???そういえばフロリダの海岸で
一人で魚を釣っていた時のこと黒人の女性から声をかけられた。なにか釣れたの?いいや何も釣れない
そうそれは残念ね・・でもあなたにアドバイスを上げるわ。あなたには赤いルアーが必要なのよ。レッドヘッドのミノーなら
持っているけど。この会話のさいご「あなたは何もわかってないのね。」これってジョークだったのだろうか?
それとも誘っていたのだろうか?そのことを突然思い出した。女性は平泳ぎをしながら肉屋に行って
赤い肉を買いなさいそうすれば直ぐに釣れるわよ。と説明してくれた。OKありがとうと一応礼を言いその場を立ち去った。

風は強くなってきて岸の泥を巻き上げている。ミッションリバー側のランプに行ってへリングを数匹ルアーで釣ったが
面白くなかったのでポイントを移動しクリークへとはいって見る。ところがあんまりよくは無い。潮が悪いのかそれとも
無理なのか?一旦シティセントラルへ移動し土産と昼飯のステーキサンドを食べてみる。これがなかなか美味いが
相変わらずの高カロリー食である。4時過ぎに2人を迎えるハイリバー側のチャンネルを攻めてみることにした。
ここは以前バラマンディも釣れたしゴールデントレバリーも結構釣れた場所である。

バラマンディアイランドと呼んでいたこの場所はポートの入り口にあるサンドバーで
当時50センチの小さな木は既に3mのきになっていた100m程投げれば水道の深みにジグを落とすことができる。




こういった中ではかなりのベイトがおり一番いい感じである。クイーンフィッシュやマッカレルが時折ボイルする。

クワマンがクイーンの良い型を釣り上げた。
これが夕方であるなら多分もっといいのがつれたはずであるしかし今は昼1時である。日差し来た時より
若干きつくなった気がする。これからここは夏に向かって徐々に気温が上がりやがて雨季を迎える。
川は水かさを増し何処にもいけなくなるそしてリセットされた状態でまたシーズンが始まる。
釣り場の荒廃が比較的緩やかなのはたぶんこのあたりに理由がありそうである。

予定より早く彼らが戻ってきた、朝から吹く風が多分原因に違いない。8m近く吹いているだろうGTはつれたらしいが
あまり大した釣果は無かったらしい。






レンタカーもこの通りヘビーデューティである、






長かったたびもここに来てやっと終息になる自信を得たものもおり自信をなくしたものもいた。この壁が彼らを強くするだろう
新川裕次郎連続6日間のボートチャーターで身も財布もくたびれきっている。