まずは情報収集から

自分の生活エリアで基本最強に近い部類で結構なサイズ。船で釣ると簡単につれるサイズも結構苦労するのがこのつりです。基本的な説明からいきますとこの手の魚の餌を探して食べる生活範囲はスズキなどと違い100マイルより沖まで普通にいる魚であるということ。そういう中で岸から70-80m程度投げて釣る魚はその中の数パーセント以下ということをまず理解せねばなりません。つまり ざっと見てなかなか釣れない魚を釣っているという認識が必要というわけです。ただしそういう魚が沢山いる海域はありますし、そういう所に釣りに行くか?もしくはいくつかの場所を情報に応じてローテーションでつるやり方。または藪こぎなどで人の来にくい場所に行って単発で居着いているような魚を釣ってゆく方法しかありません。いろいろ話は聞くとは思いますが基本魚がいれば何らかの反応がありいなければ反応がないと考えて釣りを組み立てるほうがよいつりとなります。海外の居る場所に行くと日本国内でいろいろ書かれていること自体に疑問が生じるぐらいの食いっぷりだからです。つまりルアーフィッシングの基本である魚がルアーで釣れるほどの相当数フィールドに居るのか居ないのか?のほうが最優先されるべきことであってどこそこの何々で釣れたという話はあくまでそこから先の話なわけです。それほど岸から釣る上では希少な魚であることは間違いないかと思います。その為そういった全体の流れを見ていないと狙って釣ることは難しくなるということが言えると思います

つまり釣るには自分の通っているポイントの季節的要素をしっかりと見極めて青物を釣ることが必要になります。つれ易い期間をきっちりと探ってから釣りに臨む必要があるという意味合いです。初心者である場合 同じ仲間のSNSや個人的な情報から釣りを選択するという方向のほうが成功率は高くなるということです。

青物も当然ながら大きい小さいがありまして数はピラミッド型になっているわけです。小さいサイズほど簡単に釣れると思いますが沿岸部のベイトの接岸に顕著に反応すると思います。また季節的な要素 強い海風の吹いた翌日に釣りに行くとかそういった餌であるベイト接岸は鍵となりやすくまたヒラスズキやほかの魚種が釣れている時期も同じように青物にはよい時期となると思いますのでそういう話を探していくということも大事かと思います。また基本的にショアーラインからやや沖よりのほうが魚が多いケースが多いので基本的に離島の地磯や瀬渡しで急潮の通すような場所にいくのも悪くはありません。

 

タックル考

青物を専門とした場合 いくつかの釣り方に照らしてタックルを用意する必要があります。たとえばベイトは小さい場合 この場合大きいトッププラグは連発しにくいルアーになります。また水面でボイルするような状況の場合あちこちに追い回すので基本守備範囲が広いつまり遠くにルアーを投げやすいタックルを用意する必要があります。つまり自身泳がない限り沖の魚のボイルは指をくわえてみているだけになります。そうなるとある程度状況に応じて無理が出来るタックルにしたほうがいいですが基本的に掛からない 掛かりにくい魚を釣ろうとすると基本的にヒットまでの時間が非常に長くなります。つまり何もわからず投げるだけもしくはボイルがキャスト可能範囲内で起こるまでじっと待つということになります。そうなるとちょっとさびしがりやの釣り人の場合 足元のヒラスズキや真鯛やメバルとかいろいろやりたくなるわけで 瀬渡しだとそういうものを持っていくことがおおいですが歩きだと1セットしかもっていけないことが多いのでそうなるとマルチ性がタックルに必要になってきます。つまり7キロぐらいまでは頑張ってとれる磯ロッドでやるというのも一考です。そうなると下10g程度まで投げれますのでそうなるとまあボーズになっても何らかの他魚がヒットする可能性はあがるわけです。本物の青物用だと基本ライトGTぐらいのパワーですので南の海ならまだしも10-20度台の水温の場所で使うには相手が少なすぎるというのも言えると思います。でも一旦5キロより大きいのがヒットすると場所によっては簡単にブレイクします。そういう悔しい思いを大抵の青物釣り師は体験しているはずです。そうなると基本的にタックルはほぼ通年替えないで男らしくサイズを狙うという方向性になるわけです。まあどちらにもメリットはありデメリットもあります。、
タックルのパワーですが
キャスト80g程度のUC11βⅢ系列にPE3号以下
キャスト120-130g UC
10PROにPE5前後
 
という感じになると思います。リールは
11が3500-4000のライト系ソルティガもしくはキャタリナ系10プロが5000番クラスの同系のリールという具合です。この場合リールは磯でぼろぼろになりますのでそのつもりで買ったほうがいいです。それと使用ラインですが選定はロッドの推奨ラインを無視しています。つまりパワー的に云々というより根ズレやシステムの消耗曲線のほうに気を使っているのでそこで太い糸ということになっています。リーダーは使うラインと粗同ポンド数のフロロカーボンもしくは10-20%上のリーダーを使います。理由はシステムの抜けと保全です。キャスティングゲームの常としてリーダーの役割が重要な魚釣りの場合ラインクラスとリーダーの太さは同じ程度のほうが使いやすくなります。もちろんシステムがちゃんと出来ていての話ですが。私個人は変形のFGノットです。 リーダーの長さは基本2m程度心配性でも2.5mでよいと思います。それより長いのが好きならベイトタックルという選択肢もありますが基本リーダーが長い短いよりさっさと巻きにかかるほうが魚はあがると思います。

ルアーに関しては120gまでのミディアムレングスのJIGと12センチから18センチまでのプラグを用意します。ジグの利点はベイトが小さい場合と遠くにルアーを飛ばしたいとき 風に向かって投げるとき 足元が深いとき等いろいろ便利です。プラグはポッパーかスイミング系 ダイビング系の3種類ぐらい。追加するなら13センチぐらいのシンペンがよいと思います。ショアルアーは当然ピックアップのときに気をつけないと足元の岩などに当たってぼろぼろになります。慣れるまでは1個でいいと思います。



釣りを考える

青物つりの磯に立ったとすると いい時間は潮返し前後 朝 夕方などが一般的です。まあ釣り場の状況でベイトがたまる場所にボイルは起こりやすくなりますが大抵の場合流れが障害物に当たる前方側もしくはその真上の急潮部分でヒットが起こります。ジグの場合はどちらかというと撚れの部分やプラグと同じく流れの前方側の潮がゆるい場所になります。水深が深い浅いより流れが速いか遅いかの方が優先事項です。ですので岬の先端部分や瀬の潮あたり側などがそれにあたります。青物は私の印象では結構朝寝坊ですおそらくベイトノ動きが活発になる時間帯ではないことからそうなるのではと考えています。たいていの場合朝夜明けというよりやや時間がたってからのほうが活性が高い感じです。まあベイトにも因ると思います。たとえばショアラインではもう殆どないと思ってよいですが秋刀魚が跳ねる場合プラグが強くなります。理由はサイズの近似によるものです。そのパターンでシイラの幼魚がベイトの場合も同じです。ただ 鰯やキビ、小型トビウオの場合大分無視されます。そうなると小型のプラグや細いプラグもしくはメタルジグということになります。場所は磯に限らず防波堤や河口等人工的な場所でも魚は回ってきます。塩分濃度が薄い場所は小型を除いてあまり好まないようですので河川がらみの場合上げ潮など濃度への配慮が必要です。防波堤の場合も大抵の場所は中はある程度の深さがある所がほとんど浅い場所なら朝夕に横向きにジグやミノー、シンペンなどで釣るしかありませんが深い場合もう少し出来ると思います。日中ポッパーやペンシル等も使えますが基本防波堤の外側はまだしも内側は流れがゆるいので魚の活性もボイル次第ということになります。よくあるパターンで一匹目は簡単に釣れて後はまったくというのがありますがパターンのマッチングとそのラインへの回遊が少ないことが要因として挙げられます。

操作方法について
効果があるのはジグ ペンシル ポッパー ミノー等です。覚える必要はまず水面上の場合はっきりと水面上で操作するかやや水面に潜らすのかというあたりです
ジグは基本的にシングルフックにて着底後巻上げやジャーク もしくは遠投して水面直下を意識しつつジャークしてくる。
ポッパーはなるだけ小型が効果があります。EBIpop135F辺り時期的に20センチ以下まで使うときはありますが基本的にはプラグは見えにくく操作するのがよいと思います。
ペンシルもナスペンなどやや大きめでもOKの水面上のルアーから初めて水面にダイブ出来るタイプに移行するのもよいと思います。ただしスイミングタイプのルアー自体は飛距離が伸び悩みますのでいくらいいカラーリングや形であっても基本的に魚の目の前に落ちなければその効果はありません。小型のプラグも同様です。マッチングしていると思われていても基本的にそこまでいかなければなんにもなりません。それである場合一発目狙いでやや大きいと思われるものを使われるほうがまだよいかと思います。プラグで釣れる日は基本的によい日であり余程の水面下のアピールがまずくない限り問題はないかと思います。




ファイティングについて青物といってもいろいろです。
例の3兄弟から言えばカンパチが最強です。真ん中ヒラマサ 鰤の順です。ただし掛どころや場所による差はあります。他人の魚と自分の魚は比べる必要はないと思いますが魚のパワーや泳ぎの質で言えば先のような順番かと思います。基本はヒット直後からパワー全開でリールを巻いてください(笑)いろいろ言われていますが基本それに勝るファイト法はありません。ヒット直後に魚を泳がすような行為は基本だめです。もし泳がすのであれば完全にテンションを抜いたほうがいいと思いますが基本そんなことはやめたほうがいいと思います(笑 理由は低テンションのファイトや0テンションの釣りの場合ある程度根擦れしても切れませんがどこの辺りが擦れているか分からなくなってしまいます。つまりリールから50mラインが出た場合50m分のラインの強度の信頼性が失われるということです。それでよい場合は良いですが基本継続して魚を釣る場合次にやることは糸の巻き替えかそのまま無視して釣って変なところからタカ切れするかという結果が待っています。



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