そういえば川というのは古くから人の生活の中心を担う場所であるだけに
いろいろな怖い話しが多い。確かに山奥の川にして、城壁っぽい石垣跡など沢山
見る事が出来る。
そういう場所に魚は沢山いるのわけだが私個人も今までの体験も数例ある。
だがわたし個人のレベル的には実体は見ることが出来ないしそこまで波長が合うタイプでもない。
例えば飛び込みの名所である針尾瀬戸、西海橋下であるが、あのギボ愛子にして「ここは
今まで来て一番恐ろしいばしょ」と言わしめた橋下であるがそんなとこで昼寝できる程度である。
そんな私でも何故か川では妙な事に巻き込まれる確率が高くなるのである。
何時ものように昼から嫁が外出するという情報と共に辻君と共に五木にヤマメ釣りに行った。
さっきの霊体験まがいの話だが、大谷ダムのインレットと椎葉の尾前渓谷辺りは特に報告も含めて多い。
波長が合いやすい人は必ず複数での入渓が望ましい。

五木について何時ものように1人づつ渓流に入る。本日は本流を行こうともって来て見たが
最近の雨の影響で濁りが入っていた。仕方なく殿様より上の方に入ることに。

結局入ったのは平家トンネルから上とその上の分流点とに分かれた入った。
私は分岐点から上の2本杉方面へ登る。辻君はトンネル脇から入ったいつもは私が入るポイントであるが
いい加減釣り数の開きがあるので私の入るところに入ってもらう。
当日は晴れであったが川の水量も多くいい感じなので私は樅木分岐点から
上の川に入って見た。大抵の場合小渓流といえば、トトロ見たいな化け物と何時遭遇しても
おかしくはない景色であるが現在まだ遭遇には至っていない。で結果的にこの日は全体的に
40匹程度は楽につれたと思う重さにして3キロ程釣れた。既に虫のパターンにはまっている魚もおり
数釣が出来ない場所も幾つか有った。こういった場所ではより細かいローテーションで釣る事が必要で
尚且つ、水面直下に魚がいるのでより遠くからのつりを展開する必要が有る。早引きも
この時期釣れるのだがより沢山釣るにはトィッチテクニックが必要、ただ入れ所が悪いと
バレ連発してしまう。川の構造によるヒットゾーンの予知が必要なのである。
うまく合致させればロッドを動かした瞬間にガッチリフッキング出来ている。
で6時半ごろまで釣って車まで戻ると既に辻君が車に待っていた。
「今日は気色の悪い事があったんで早めにあがりました」。?????
聞くと釣りしている最中に頭の上から足の先までゾゾーットしてそれから釣りにならないので
早めにあがったとの事。大体彼はヒラスズキ釣り行って車で30分の仮眠で
金縛りに合うような男である。カーステレオから女の声が聞こえたりする体質
なので仕方がないといえばそうであるが、確かにその場所は私が行っても他者の視線
があるような気がする場所でも有る。林の中を平行して付いてくる感じはする場所なんで
出来ればショットガン背負って行きたいなと思える場所でもあるが。
それなら大谷ダムのバックウォーターアタリは更に気持悪い生き物の気配がする。
渓流霊体験といえば松田正弘氏彼は以前日之影川で体験して以来
明るくなってからしか入渓しない男である。まあ釣りしていれば
いろいろあるもんで私なんか椎葉のバックウォーターで明けがた、向こう岸にバチャバチャ歩いてきた
人が対岸に座ったので離しかけていたら無口な男らしく返事がない
。明るくなってみたら流れてきた切り株だった。なんてこともあった。
まあ渓流とはそういう場所であると思えばなんてこともない。
機会があったら是非行ってもらいたいトトロに合えるかもしれない。(笑)