高水温時の磯攻略

今年は最悪の年だラニーニャが継続的に影響している がいつかは元に戻るはずだ根本的に水温が上がっているか?で言えば???な状況だ気温はここからも高温が続くと思うのだが それに応じて水温は上昇するのか?2-4月は例年より低かったと思う寒ブリが4月に釣れたり??やや不思議な天候だったと思う。吐噶喇も開けたが 何というか活性が高いかといわれるとそうではなかった、まあ嘆いていても何も始まらない。




秋になるとベイトはショアラインに大挙して押し寄せるのだが今年はどうかな?というところだ。基本暑いと魚もだれるし見切りが酷くなる。これはバス釣りと同じだ 高水温で頭が回る様になっている魚を冬と同じように釣っていては取りこぼしが多くなる。私は九州北部に住んでいるのだが 南九州も結構好きで訪れることが多い。何故行くかといえばズバリ研究のためだ。私の予想だがヒラスズキに関して緯度的にどっちが彼らに適しているか?_といえば北部というだろう。一日に何十匹とか釣れたことが無いことと平均サイズの問題からの意見だ。つまり居るけど希薄とまではいかないが薄いイメージなのだ。勿論条件が良ければ90センチクラスも上がることから私の知っているパターンではという条件付きかもしれない・南九州で釣れるパターンは割とシビアともいえる。プラグのサイズもよく見ているし流し方に対する反応もかなり見ている感じだ。北九州の夏秋のパターンも実のところ同じ魚である関係上それで反応することも多い。そのための引き出しづくりが南の釣りなのだ。ただ勿論 天候的要素を考慮しないといけない。つまり冬の北西風ばかりの時化が続く北西側磯回りは魚が抜かれてたいして釣れない事も多いが それに照らせば 南向きの時化が続くような時も行けば釣れるわけでは無いという意味だ。特に南はうねりの影響を受けるので見た目よさげでもベイトは接岸されていないことが多くなる。表層流その他の潮流の影響で沖寄りのベイトが一時的にサラシ近くに入っているわけで 視覚的にサラシに小魚が集まってきているという考え方だと今一合わない。ここから先プラグや釣り方を述べるのだが。それ以前に 魚を探す分析力はあらかじめ必要になるのは間違いない。魚を探せて初めてそれらは役に立つわけだからだ。



小さく釣る

基本ヒラスズキは小さく釣るのが事態を好転させやすい。勿論それが全てではない 例えばあるサラシ付近に5匹いるのと1っ匹いるのでは圧倒的に釣れ方は前者の方が簡単だ。つまり餌が少々怪しかろうが 他のやつに食われるより先に食うという頭があった場合 ルアーは届きさえすればなんでもいいと思う。余程変なルアー投げない限り簡単に釣れるだろう。いわゆる初見殺し的事例だ 問題は1-2匹抜いた後で「あれっ これオカシイナ」。と思われたあたりから残り3匹をどうするか?というあたりからもしくは1っ匹をしっかり釣るために如何するかということなのだ。そういう意味合いでは小さく釣るというのは大事なことなのだ。マッチザベイトという言葉があるが強いていうなればルアーのアピール力が強い場合 サイズはそれより小さくてもいいと思う。所詮偽物だ自分の方に真っすぐしか来ないわけでそこを考慮すべきであれば いかに誤魔化すか?の一言に尽きると思う。

いかに誤魔化すか?

ルアーには操作方法やタイプがあるわけでそれの使い分けや操作方法も結果に影を落としやすい。河川がらみの濁り水でもない限り磯は割とシビアにみられる。勿論サラシが厚い薄いは関係してくるだろう。厚いほうが当然誤魔化しやすくはなる。サラシが薄い場合自分の場合はサーフェスに切り替えることが圧倒的に多い。JDP77やIWP SPPなどを使うことが多い。遠ければシンキングを使うことになるが大抵は浮き上がるまでのまちをつくる必要からFタイプを使うことになる。当然ながらリーダーも 太刀魚用2.5mのテーパーで14―6辺りに1.2#のPEで釣るか若しくは通常の11ftSSでテーパー18号の太さを利用してシンキングを表層で操作ることが殆どだ。大抵の場合それでケリがつくのだが そこからさらに魚を抜こうとした場合渓流ミノー例えば55MD―S等のシンキングMRTM55等をPE0.8―1#から5号のフロロで10Lで釣ることも最近多くなってきた。場合によってはリーダー2,5号あたりに落としたりもしている。不思議なことに何十回も投げたポイントでそれらに換えたら1っ発なんてこともザラだ。だからこそ口酸っぱく「小さく釣ったほうがいいですよー」。と言っているわけである。夏―秋はそういうパターンがハマりやすい。勿論完全フローティングのトップウォータープラグで遠投でもOKだがサイズ感は大事にしないと基本パターンにははまりにくくなる。スピードについてだが基本ユックリが効果的に感じる。理由としてヒラスズキは後ろからではなく下から突き上げてくるのでそうした操作が効果があると考えている。