ボートジギング
まあ初心者向けコーナーとかぶりますのである程度重要なところを抜粋して書いてゆきたいと思います。
まあ基本偉そうな事いっても釣果は結局操船者のポテンシャルもしくはポイントのポテンシャルが70-80%です。つまり釣れんときにはいかない。釣れるときにつれるところに行って船に乗るのがまず第一、絶対的に船の名前に惑わされてはいけません。それとFBに乗せまくる船長も怪しいです。一日数人釣ってれば嫌でも魚は釣るわけでその写真載せれば良いわけなので2-3枚写真撮ればまあいい写真とれて当たり前ですデータの信頼性を必ずチェックしたほうがよいです。私が知ってる船長は以前HPに乗せて報告していましたが、他の釣り船からもマークされるので更新してない人も多いです。つまり船長といってもいろいろいて尻馬船長も多いということです。そのあたりです。しかし自分の家からの距離や予約などでなかなかいいときにいけないことが多いと思います。ひとつだけいうなら断れる船長。もしくは天候しだいで断ってくる船長がまともです。我々は一日をどう過ごすかが大事であって漁師の真似しに行ってるわけではないのでそのあたりがしっかりしている船を選ぶことがまずは先決です。基本人に頼るなら相手が頼れる人かどうかは自分で判断するべきと思います。

基本事項
1 船がポイントに着いたらさっさとジグを落とす。オニギリ食べたりや、まさか!のルアーチェンジなどの釣りと直接関係ないことは船が止まってからやらない。
2 細い仕掛けで釣っても魚のサイズが大きくなるわけではない。5キロは5キロの引きしかしません。
3 天候チェックは必ず自ら行う。予約していても最終的には悪天候であれば断っても問題ない。船に乗る前は選択の権利はお客にあります。
4 システムは簡単にすばやく組めるように練習が必要。船の上で組めないノットはやらない。船に乗ったら水にルアーをつける時間を極力長くしてください。
  休むのは家に帰ってからゆっくりどうぞ
5 船長の操船の癖を見ておく。ポイントとの相対的な位置関係をいつも聞いておく。
6 ジャークにこだわるより慣れるまで電動でもかまいません。ジギングにおけるテクニック割合数値は10%程度しかありません。
7 何かヒットしたらとりあえず全力で巻き取る「竿を止めて魚を訊いたりしない」大型の魚の場合最初の初動が肝心ですので御託は魚を上げてからいくらでも言えますが
 モタモタして良いように走られて切られるとただ恥ずかしくて悔しいだけです。ファイト中余計なことは言わず何の魚でも黙ってさっさと上げるのが一番恥をかきません。



メタルジグの形態における変化と基本的な動きの違い。
これを悩む人は多いと思います。まあ基本的なところは次のとおりですのでもし購入を迷うならこういった方向で揃えてゆくと便利と思います。

その時の使っているものが釣れるルアーであり使わないルアーが釣れないルアーであることを除いて基本的にどういうことを考えながらルアーのローテーションをするかという話です。メタルジグには大きく分けて4つ(A-D)存在します。一つ目(A)はリーフ型 2つ目(B)は柳葉型平面 もう一つ(C)は3次元形状による重心分散型 4つ目(D)は丸断面の棒状です
簡単な説明で分けるとするとAは一般的なティアードロップやそれに近いリーフ形状のものを指します。動きは早く引けば回転します。しかも大きめのサークルで回転しやすいのが特徴です。(回転?というところで解らない方のために説明しておきますが大きく言えば引き抵抗に対してスピナーブレイドやスプーン 弓ヅノ等の延長で考えてください。スプーンで言えばバーチカル(垂直)にスプーンを落として巻いてくると回転して上がってくるはずです。幅の広い狭い太い薄いで回転の幅は違いますが基本的にJIGも回転しています。ここまで書いて解らない人は中学校からやり直してください。(笑)。基本的にはハードに素早く引くタイプのルアーではありません。その為ジャークレスポンスが鈍くなる深海系のジギングに使われることが多いわけです。もしくは俗にいうスロージャークと言われる釣りにもこういった少しの水流で動きが出るものが用いられます。見てのとおり幅が広ければ広いほどそのジャークに対するレスポンスは強く大きくなります。逆にリーフ形状自体が長さに対して横幅が狭くなるとジャークに対するレスポンスは鈍くなり素早く引いても回転しすぎて引きにくいなどの弊害をこうむることはなくなります。また長くなるとジャークとスラックの関連に対して慣性による横向きの距離すなわち横スライド幅の大きさが広くなる傾向が出てきます。これによる誘いを行いたい狙いたい方はそういった形状に対する違いによる選択が必要になるわけです。まとめればAタイプは全長に対して幅が広い場合は少しの水流で動きが出るが慣性を利用してはっきりと横を向かすもしくは滑走させるというジャークアンドスラックテクニックに関しては使いにくいといえると思います。それを使うなら長さに対して幅の狭いものSLクラスのものを推奨 。また少しの水流で動くということは基本的に早くスポットまで落ちないということがあり、当然ながらジギングの常である落としたもの勝ちみたいな釣りであると出遅れは必至です。

Bタイプはちょっと言えば平面打ち抜きタイプ刀をそのままJIGにしたようなメタルジグです。こういうタイプはジャークに対してはそこまで大した動きは見せませんがその後のボディ側に水を受けるときに細かく回転してフラッシングするという特徴があります。つまりAの理屈の延長である長さと幅の割合が少なくなればなるほどジグはジャーク時に本体が回転して抵抗になるような事態は細かく少なくなり、その代わりスラック時の滑走距離が長くなり横向きの水流に対するフラッシングが顕著になるというものです。有名なヒラマサ用のJIGなどはたいていこの形状で作られております。ただ言えることは動きが細かいということは基本的に直ぐに止まりやすいつまりアシストフック等のボディへの干渉によってせっかくの回転がうまく出来ないケースもあるということが言えると思います。

VNジグ


Cの様にそれをある程度ラインの抵抗がかかる側に重心を集中させて形状を作るルアーがあります。AやBのジグのいいところを伸ばす目的でそういった場所に作為的に重心を作るというものです。解りにくいといけないので例を挙げると当社でいえばSFSやFT、YLUジグ等です。こうしたものはジグの縦横比をある程度無視してもそれに近い動きを出すことができるというものです。FTなどは細かい回転を生むことができますし。SFSは強制的に横向きの沈下姿勢を作ることができるというものです。こうした形状のルアーはスロー用なのに早くもジャークできるなどのメリットがあり誘いに強弱を付けたい場合などに非常に有利に働きかけます。既にユーザの方はこのルアーの威力はハマると他を寄せ付けないものがあると理解されていると思います。昨年からスローからハイピッチに現場が移行しつつありますが縦横費の比率にとらわれない特異なジグを作ることができるのが特徴です。

Dタイプは近代型なのかどうかわかりませんが断面が丸というJIG細長いとその効果があるかは解りませんが基本的に角があればあるほどジャーク時やフォール時にジグ本体は回転しています。つまり糸を撚る様に回転している捻じれているという意味ですが丸の断面の場合ジャークによる回転は極力抑えられます。もちろん後ろにできる過流が大きくなれば振れそのものは出ると思いますが回転によって後ろに逃げるというう部分はなくなります。そうなると後ろにできる過流は他のものに比べると異なるものになりやすいと考えています。また扁平面がないので表面積が少なく重量が重たくなりますので高比重のJIGに近い過流ができ引き軽くなります。つまり、思いっきりジャークできないからスローに逃げていた方でもある程度のスピードでジャークしてもそこまで大きな抵抗がないといえると思います。その代り抵抗がない=ジャークしてもブルブルしないというところになると思います。ただしそこに物があって何ぼの釣りであるジギングに関していえばある意味最強のアイテムといえると思います。



以下執筆中