竿において相変わらずダブル換装やダブル=丈夫という話が横行している。

基本ダブルは強い竿ならある程度は有効だ ブランクが薄い物は以前も述べたがブランクに影響が出やすく折れやすくなる傾向にあるようだ。以前も

https://www.fcllabo.jp/guidex2.html

にてどういう影響があるのか?という事を述べたが 私自身もそうだが活字とりわけ取説みたいな文章を読まない人は多いみたいだ。考えたのだが88クラスのシーバスロッドにダブルフットを要望する人はどれぐらいのリーダーの長さを使っているのか?という疑問だ。皆そういうところを押してくるという事はその必要があってのことであり そこに私が述べている事柄との齟齬が発生していると考えるべきかと思うのだ。

それぞれのタックルクラスに使うリーダーの長さを書いてみようと思う。

先ずヤマメタックル 基本矢引き程度がベストだ、ピンポイントキャストならもっと短くて60センチもあれば十分だ、仮にPE0.6だとすればリーダーはフロロの1.5-1.7号 これで困る事はあまりない。マス系は歯が鋭いので一瞬で切れたりはするが そこはしょうがない。必要ならルアー10センチを太くする場合も有るがそこまでの効力があるとは思えない。鋏で切れる材質なら何でも切れると思う。トラウトにおけるリーダーの長さは大抵これぐらいだ。もう少しサイズがあがってシ~ラントラウトなどになるとシーバスロッドと同じクラスになる。まあそれでも先端1.5でテーパーリーダー若しくは4-5号のフロロを使うと思う。テーパーリーダーは2.5mの全長なので 若干切ったほうが現実的だ。元2号先7号クラスを探す必要がある。ただ根掛かりが頻発する釣りなのでそれを考えればフロロストレートの方がコスパは良い。長さは矢引き程度。

次に8-9ftクラスのロッドで釣る シーバスや小型青物 真鯛等に関してだがここまでくると1.5号に5-10号程度のテーパーリーダーが生きてくるが 長さが2.5mのボート用の短いのがいいと思う。 トップウォーターを使うならベストはテーパーリーダーだ。

 ボトムタッチが頻繁で根掛かりが多いならストレートを使うほうが安いが 長さはやはり矢引き以上にしないほうがいいと思う。振り子で投げることが出来るなら長さは1.5m辺りまで伸ばせるが技術は必要となる。それが出来ない場所や人物的に無理な場合 基本ルアーをセットした状態でルアーがトップガイドに当るまで巻いた場合 リーダーの結び目がバットガイドに届くか届かないか_?位が現実的な長さだと思う。

次にバット部分にダブルフットが標準装備されやすい。磯用シーバス青物兼用のクラス このクラスになると基本テーパーリーダーの5mラインを自分は標準的に使うので 実のところバットはRVガイドでなくても問題ない。もしストレートリーダーを使うなら。先に述べた法則 ルアーまで巻いてバットガイド前後まで 太さは30-50LBまでだ。当然だが横風が吹く状況で太いリーダーを使えば使うほどガイドトラブルは多発する。これは当たり前に起こりやすい事を無視していることで起こるわけでガイドのせいではない。

さらに青物専用ロッドになる場合リーダー必須的イメージが横行するのだが 自分はテーパーリーダー5m以外ストレートリーダーを使うなら 基本長さからスタートする。例えばPE5号なら80ポンド100ポンドのフロロを 穂先からバットガイドまでで使う。長くしても基本障害物に根ずれするときは根ズレするわけでリーダー10mあっても上がらない魚はいるし30センチしか付けてなくてもあがるときは上がるのだ。基本青物は何方かといえばガンガン巻けるか否かの方が成功に近いわけでリーダーの長さは重要ではない。ランディング時のスレを考えるならある程度長いほうが安全ではあるがそれもそこまで巻ける技術に影響する。

GT辺りになれば8号のPEに160LB(60号)辺りをトップからリールギリギリ辺りまでを使用する。理由はPEがある程度の太さになると そう極端にトラブルが起こりにくいからだ。ただしナイロンを使う。もし同じレスポンスを フロロで得たいなら40号あたりまで落とすべきだろう。ここまでくると余程のことがない限りルアーサイズをどうこうすることもないし 沈みやすいフロロを使ってトップウォーターを使うメリットはない。 この手の釣りでシステムがガイドに当たるのが当たり前みたいなことを言うお客も居たがそれは大きな間違いだ。
基本的にリーダーの目安は比重と空気抵抗の問題だ。天候やその他ニーズに合わせる必要がある  竿やガイドを壊さずラインを傷つけずに投げる事に対する危機管理は常に持っておかないと竿が何本あっても足りなくなる。

以上が通常自分が使うリーダーなのだがどうだろうか?もう少し長いほうが良かったと思うことは余程あほな釣り場を自分が選択しない限りない。結局リーダーはある意味その区間根スレに対して効果があるわけで 道具や自分が魚に対して一方的に制御が可能であれば何の問題も無いが 一瞬でも魚側に制御を奪われれば 水に浸かっているラインやシステムの何処かが擦れてしまい結果破壊されて魚に逃げられる恐れが発生するわけだ。逆に聞きたいがリーダー何mついていたらそれを回避できるのだろうか?本来釣りを展開する上では必要ではない物であるリーダー しかし目的に沿うため使用せざるを得ないわけだが 必要の是非のレベルは個人差がある。リーダー選択のおかげで自身が使う道具に制限をかけているという事を努々忘れるべきではないと思う

11月27日追筆
そういえば基本事項なのだが リールのスプールにおける キャスティング時の初期加速分に関してつまり リーダーを含む10-15m分のスプールの表層の巻き具合が 次のキャストのトラブルに起因するので必ずテンションがかかる状態でラインを巻きとらないと次のキャストがバックラッシュしたり ガイドにひ掛かったりする原因になるのを知っているだろうか?
 スピニングであるなら巻き取るラインにロッド持ち手の人差し指を当てながらテンションをかけるか?股に竿挟んでバットガイドの下を持ってテンションかけて巻くようにした方がトラブルは少なくなる。基本もしバックラッシュしたら 第一原因はピックアップ周辺の自分のラインへのテンション不足と覚えて置いたほうが良い。次にスプールのローター駆動幅に対する調整不足 ラインその物が硬すぎる等の2次的問題も考えるべきだ。 総じて巻取り長さがスプールエッジパンパンで巻いている場合に起こりやすいという事を踏まえると 糸巻き量1割程度減らしておくという理屈は キャスト時にスプールエッジにラインが当ることで若干斜め上にラインが引っ張られることで解決する問題と思っておくべきだろう。巻き上げ時の手前のライン処理が面倒なら 糸巻き量は思い切って8割でもその人には助けになると思う。