マンゴーに手を出して早20数年経過 釣りが仕事趣味が建築と園芸ということで 温室 発展型8号制作。 基本サイズ4mx4mx4mです
庭先にまず2m四方の鉢を作りまして高さ1mその上に 木で空中回廊みたいに作って温室部分が4mx4mx3mって感じです。構造材は木とワイヤー
それと外壁はポリカプラダンです。以前からこの板の耐久性が高く風にも強いことからこれを使ってます。
天井は波板天井です。
マンゴーの栽培はまずは温度管理。九州とはいえ年に何回かは雪も降るしマイナス2度程度にナリマス。



マンゴーは5度を切らなければ枯れませんが 樹勢を失わないようにしないと翌年の生育が落ちます。特に鉢の温度はなるだけ下げないほうがダメージが少ないです。
通常は温室に鉢ごと入れるので温度管理はできますが 私の場合粗地植えしかも外気温追従型ですので鉢部分は発泡板にて巻いております。
マンゴー自体は現時点で地上高1.8mといったところです。アーウィン2本 キンミツ2本です。
これを作るまえに高い温室に鉢の高さに板張りにするというプランも考えはしましたが マンゴーといえばアリとダンゴムシナメクジ カタツムリ 巻貝等などジメジメが大好きな
生き物がいっぱい 植木鉢を床下に置いた状態だと 確実に床下が温床と化すので植木鉢のふちから上を温室にするという荒業で作りました。



基本管理は温度だけです 上と下が25度内で収まるようにベストは20度内 が好ましいです。昨年植え替えして 向かって左側だけ地面を温めるシロッコファンを取り付けした
ら見事に左だけ実がつきました。右側は茂っただけでした。やはり地温が影響していると思いました。現時点で温調の高温側は今の時期シリンダー式の開閉装置を対面で2つ
つけています。つまり高温になると自動で窓が開き 夕方寒くなると窓が閉じるというものです。これとサーキュレータをつけておけば管理は楽です。
家の観葉植物の越冬もここでさせるので現在はごちゃごちゃしていますがそんなところです。最低温度管理は600Wの電気ストーブをサーモで自動ですが 基本そこまで使わないですね
7度ぐらいから作動するようにしてあるので夜間から朝まで3-4度屋内温度を補助。通常温室内温度は外気より2-3度は高いので深夜と早朝の作動にナリマス
強いてあげれば太陽光に連結した 電熱ヒーターを地面にさすか? もしくは太陽光 給湯を 太陽光パネル式ポンプで地面内をじわじわ循環させるか?というあたりかなと思います。
まあデモここまででかい鉢で いよいよでかくなって収拾つかなくなる可能性があるので控えめに長らく楽しめるという方向が良いかと思っております。
もし農家なら5m位の温室で 地植えしてみるんですがねWWWW まあどうしようもなくなると思うけど。



2月19日現在花芽が上がってきており来月には花が咲くと思われます。ここから実際実が食べられるのが アーウィンなら6-7月
キンミツなら8-9月となります。 期間はかなり長いです。 下の葉っぱはアボカド 実家に行ったら無理やり押し付けられて仕方なくやってます。

最低気温が大きく下げそうなときはストーブをたくことも必要になります。特に耐寒5度とはいえ 花芽がついてしまうと10度ぐらいはキープしておかないと
危険です。



マンゴーはお勧めの熱帯果樹です。園芸上。
以前はいろいろやりましたが パパイヤは大しておいしくはないし その他諸々 バナナは買ったほうが安いWWWW
熱帯果樹特にバナナは光熱費半端ないです 地熱温室でもない限りまともには出来そうもないですねWWW  
その点マンゴーは最低温度さえ守ればおkなので楽勝です。細かく言えば先に述べたように地温や高温対策したほうが良いですけど
おおむね簡単な部類です。

虫は基本路地だと毛虫はつきますが 温室管理だと 順番で言うとハダニ カイガラムシ 炭疽病って感じですかね あとアリ ナメクジ等ですが
ダントツ水和剤やマシン油 椿油粕等適量を使っていればOKです。品種的に アップルマンゴーは弱く 病気が発生しやすいですね 大きな実がなるタイプの
マンゴーは樹勢も強く病気 害虫も少ないです。

種から 育てると親木の性質とは違うものができるので ある程度になったら接ぎ木して育てることが必要になります。つまりアーウィン(アップルマンゴー)の種から
出来るのは何マンゴ^-って話になるので目的が新しい品種作りでなければ 接ぎ木したほうが良いということです。選定すると他の木同様に枝分かれします。
切り戻しを定期的に行わないとヒョロヒョロの枝一本になります まあ大きくなれば自分で枝出しますけど。ただ花が咲いて実がなると基本穂先が下に垂れて
しまって樹姿がかなり損なわれます。それを防ぐために若いうちにアシストのネットを張っておいて形を崩さないように育てるほうが良いと思います。紐で吊るというのもありますが
その🅟元となるネットが合ったほうが吊りやすくなります。まあそのまま生らしっぱなしにしておくと木の枝が実の重みで折れます。 それなら間引けばいいやんということになりますが 
これが難しいんです。間引いたからと言ってそれが最後まで
でかくなるとは限らないのが不思議なところです。つまりスイカ大きくするみたいに大きくしようと思っても 実際どれが大きくなるかは不明です。ですのである程度実がなったら
剪定していいですが 下手すると成長中に全部実が落ちます。WWWW だから ある程度慣れてきてから剪定したほうが安全です。

肥料で必要なのがケイ酸肥料です。マンゴーはケイ酸をため込む性質があるのである程度用事しつつも使ってください。全体のトリムは実が終わるころにやり始めます。



水は頻繁にやったほうが良いと思います。オーストラリアなどは割に水が多いところにありますね むしろ 水がないところの農場のほうが 枯れてるものが多い気がします。
鉢植えの場合根腐れ等はあまり意識しないですね。多めにやってます。



施肥についてですが ALA配合の液肥とフルボ酸配合の液肥(フルボ酸は水道水希釈はあんまりいけません。尚且つフルボ酸は実が大きくなってきてからは危険です。裂果の原因みたいです。
 後は盆栽用の固形肥料を根元に温室の場合寒さもさることながら高温時の葉焼けも気を付けないと 高い枝がやられます。まあ基本頭の高さ以下でやった方が管理しやすいです。ですので
上向きに伸びる枝は基本カットで。後はケイ酸をたっぷりあげればOKです。