クリスマスというと若い恋人たちのみならず子供たちにも楽しみな祭日である。
別にキリスト教徒でも無いけど何か人のために行いをする日としては都合の良い日では無いかと思う。
まあ、親になってはや数年忙しさにかまけて適当なプレゼントもいい加減底を付いてきた。
そこで、温室大工の趣味をいかして遊具製作にチャレンジしてみた。
まずはシェードで設計図を書いてみる。



材料はホームセンタなどで売っているランバー材をチョイスしてみる。なんといっても切って組むだけというのが
簡単である。ただ強度自体は未知数なので目標は最大荷重片側20キロを目標に設計した。

しーそーの場合加重が支点の上になる傾向があり。(シーソーバーが水平の場合上に人が乗ると横に倒れようとする力が働く)
支柱にかかる捩れ荷重を軽減するためヤジロベー方式を取り入れて支点より重心をしたに下げて製作した。


写真は荒組状態のシーソー捻れ防止の筋交いで強度を増してみた。ただ基本的にはランバー材の強度に全てが
かかっており。本格的な補強を入れるなら支柱の太さ自体を太くするのがよいと思う。


シーソウは両翼4mの大型である。乾燥重量は約25キロセンター部分の補強にはさすがに金物を使用した。

支点は14mmのボルトに16mmのステン管を被覆に使用してがっちり締めこんでいる。ヤジロベイ型なので
センター部の接合にはランバー材をかませてネジ止めして尚且つ支点の下には圧縮に耐えられるように更に材を入れた。
これで後やることといえば板材の坐屈防止のスペーサーつまり補強材を入れるだけもしくは
支柱上部に滑車をつけてハンドルあたりから相互にワイヤーを引っ張るぐらいだろう。これをやると
飛躍的にたて加重には強くなると思うが坐屈がどの程度起こるのか?の方がむしろ心配なのでとりあえず両端にプロックを
乗せてテストしてみた。結果2枚(25キロ)らくらくに持ち上がるのであまり心配しなくてよさそうである。
子供が帰ってきて乗ってみたが剛性はいいが尻が痛いというのでハンドルしたのセパレーターしたに要らなくなった
トレッキングシューズを穿かせて緩衝材として使った。

金額にして3500の安々シーソーだが暫くはこれで遊んでくれそうである。