他人への言い訳的な仕事で釣りに行くという台詞が日常になると
その釣り人は末期とも言える。年が40も越して仕事でつりに行くなんて
仕事に出来たためしも無くただ釣りに逃げ続けるのか?
かわいそうな生き方である。

あれから3回目の鹿児島入りである。岸からポッパーで青物釣るのがこれほど難しいとは
正直かなり梃子摺っている。水面にもいろいろな仕分けがある。トップ サーフェスと言葉でもいろいろあるが
そこ数センチの深さによってヒット率は大きく違う。ペンシルでも完全に浮くものか?若干絡むかでもヒット
は違ってくるものである。今回は沖磯での釣りである。地磯からでは手間がかかりすぎるみたいだからである。
朝まんまと遅刻して釣り場に渡る。日が当たり始める前に片をつけるのが順当と考える早速
トッププラグで釣るが水面直下のもじりは見えるがヒットには至らない。近々投入のミノー
をチェックしていたらヒットした。


結局その日は4時ごろまで乗っていたが何も起こらず昼寝に終わって宿に帰る

根占にある弁当や素泊まり3000円ここが根城である。風呂に入ってまっすぐ寝る
と思ったがやっぱ8月は寝れないクワガタ拉致で山を回る事になる。外国産ばかり見ていると
日本のクワガタが小さく見えて仕方ない。  ただ言えることはここらのは総じて
あんまり大きくないという事である。



次の日やはり遅刻して瀬に乗る事になる。目標のめがねには乗れなかった。そこで港の前のビロウ島?に
乗る事になる。昨日の今日なのであんまり期待は出来ない。ところがベイトの通過の影響か魚はチョトだけ
いた。しかしここいらの魚にはパターンがあって普通ーにミノーを潜らせて釣れる様な感じではない。
そこでチンパンなのであるが別に他にやり方はある。シンキングペンシルには止められない
という弱点があるため水面の深さに対して微妙な魚の場合。割を食う場合があるのである。
ただ食わせ方は色々あるのでまずは手堅い方法という意味合いでである。


散々試した上でミノーにて2本

ポイントがこなれて来たのでヘズッテ向かいの飛び瀬へジャンプしてみる。
その頃今村真央は歯鰹を釣って彼女が欲しい指サインをしきりに行っていた。
目的はかなりずれているがジギングとミノーでは何とかつれている。

やっぱジャンプして見る価値は一応あった。チンパンで釣った最大魚がヒット
「チンパンって大きいのつれるんだー」(津留崎) 怒(新名)
続いて青物も釣れたがタックルが10PROでPE4号リーダー100ポンドでなきゃりゃ面白かったが
なんと言うか大人気ない。まるで雷魚釣りみたいである。
というか100ポンドのリーダーぐらい見切れよって感じである。








カメラ撮りながら「早く飛べ」。といっている。
やがて砂漠になり行くところが無いので近くの瀬にふたたび降ろしてもらった
非常ーに暑い既に頭痛がしてきているこういうときは日陰で体力復帰が好ましいが
瀬渡しに日陰なしが通常である、場合によっては脳みそがゆで卵になるかも知れない。
大量の水を飲み何とか汗で体温を下げる。


魚はどういうわけか?ヒラ一色という感じである。やっぱり居る所には固まっているスクールパターンである。

しかも同じ様なサイズばかりと思いきややり方によっては大きなサイズも見れるようである。
まあ以後何回も行ってみたがこの日はやはり特別な条件であった。やはりこの近辺にいたキビナ
が影響しているみたいである。ここまでベイトがいてもカンパのカの字も無い。


色々試していたら真央君が大きなTCPでいいサイズをあげて一寸気持ちよさそうだったので私も負けじと
EBISCにてヒラをつってみる。これがチョー気持ちよかった更に新名君がラッパでトライして見事に
スカだったので更に気持ちよくなってしまった。ラッパをあきらめてジグを付けて何とか魚釣ってる。







まあこんな日もあったね的な思い出であるがまたもや訪れてみる。
はっきり言ってここまで行く必要はまったく無いがどうしても納得行く形で魚が釣りたい
自分のポテンシャルのレベルを差し置いて大きな結末を期待すればおのずと
こんな形になっている。これが勝負で一回こっきりの果し合いならとっくに死んでいる。
まったく潔さが足りない。


眼鏡横瀬に乗ってみたというかすごい流れている。タックルが4号とはいえ投げているのは180gの
ジャベリンである。それに中層で変なのが待ち構えている。これまた潔さにかけている
魚である。こいつがいると大体こいつ以外は釣れない。

やっぱり予感的中ボツボツながら中型のシイラがヒット最初のサイズがどんどん釣れるなら
まあシイラでも楽しいかもしれない。しかしポッパーじゃなくてジグでつれるあたりがなんとも悲しい。


続いて先週に引き続き歯鰹の登場である。
潮はとうとうと流れ続けいても意味がなさそうなので
瀬代わりしてみる。灯台瀬に乗ってみるがなーんにもつれそうな感じではない。
こんな事もあろうかと昼寝用の雨傘黒を用意しておいた。こいつはさすがに便利
1000円で購入したが働きは1000円以上である。こいつをさすと非常に涼しい。
直射日光がいかに影響濃いかがわかる。


日傘で思い切り2時間ほど爆睡したあと新名君が得意げに魚を持って写真撮ってくれと
せがんできた。うーんなんと言うかどうでもいい赤い魚であるがどうやらいい感じで潮が流れ始めたらしい。
見ていると更にもう一匹ヒットさせる。こいつはナイス。釣ると大王という称号がもらえるすばらしい
魚である。






私もシイラボウーズと呼ばれるのは嫌なのでサラシから2本ほど抜いて終了となる。
それから根占に戻ってフェリーに乗り枕崎の怪しいビジネスに泊まって。

翌朝またもや瀬渡しで野間池方面へこれがまたシイラ沸き放題という大安売り状態。
最悪である。しかもぺんぺんである結局トップでカンパ釣れなかった。さらに野間池エキスパートコース
を2人で降りるがこれまた灼熱地獄。ただ前日叩いてクールを買っていたのでそいつを使って
体力温存である。何とか生還し風呂に入って鹿児島に戻りモスを大食いして家路に就いた。




タックルデータ
ロッド FCL10pro  ポセイドン11ft  スミスGTケヨロ
リール ソルティガ4500  6000
PEジガーHG 4号60ポンド  8号
FC100−100ポンドー70ポンド
EBISC40f 50f
UZUラッパ
チンパン FCLミノープロト  〆バイブ大。
ジャベリン180g ジェット120g シャバジグ55g 70g