ヤマメラストスパート開始?

夏やまめも終わり秋に向けていいシーズンがやってきた。
涼しくなってきたので様子見に行ってみる。
以前入漁証買ったのでやっぱり五木村に行ってみる。既に
10`は軽く突破したので元は取れてるので適当に初心者福村君をいたぶりつつ歩いてみる。



実はこのあたりまたもや水害に見舞われて形相がまったく変わってしまった。
ガレ場とチョークの連続で魚のつき場があんまり無い。
そこでいつもの様にジャンジャン歩いて上に登る。

まあ魚はポツポツながら居るのだが一寸テストの糸巻いて来てるのでフッキングミス連発である。
フック圧が足りなくて回収中にばれるのである。まあ日中ということもあるのだがそれにしても伸びがあるとラインは使いにくい。

そんなこんなで悩んでいる私を他所にこいつは適当に投げて釣りやがる。
こんなことになると「俺が行くと魚が釣れる」と勘違いなのである。
つれて来てもらっている現実を理解させるには次回から一人で入渓させるのがいいが
死なれるのも困りもんである。
ところでラインの伸びが何故いけないか?津留崎理論の総論に載ってるので読んでください。
面倒ならさわりだけヤマメ系の魚はカツッとあたるのが通常で
吸い込み量はバスなどに比べればかなり少ない。
つまり体が乗ってくる感じなのだがそれをあわせる必要があるのだが、
本当に数を釣ろうと思うなら一瞬のテンションに対するロッドの押さえて程度の操作で
フッキングできることが望ましい。
そのためラインの初期伸びが大きいとロッドの一瞬の動かすストロークが短いので
ボディに十分フックできないのである。だから、渓流にグニャグニャのラインでこれまたグニャグニャのロッドで来る方々向けに作られているラインだといささか漁師的釣り人は不満な結果に終わるのである。

という事で怒 怒 怒 な感じで川をずんずん上ってゆく。これってどこかのリールのテストの時もそうだったよね。

こいつはこの水温でもかなり元気美味くないので釣れたらポイである。

と思う間にまた釣れてしまった。既に3キロほどは登っているが2人で15匹行ってるだろうか?
かなりのローペースである・
途中から雨が降り出した。これがうまい方向に働けばいいと思うが。


後半だいぶ慣れてきてフッキングできるようになってきた。まあ税金代わりの岩魚交じりではあるが。何故
九州でこいつらは生きていけるのだろうか?まあいいけど、魚の外側より中の身の味に興味があるので
はっきりいってこいつは要らない。
来週本格的にローラーをかけるつもりである。それでどれ程釣れるか?一寸見ものである。
いつもは最終週にスパートをかけるのだが今回は一寸野暮用で行く事が出来ない。
こいつら助かったねと思いつつも地元のオッサンからは「冬来んね、いっぱい釣れるよ」といわれて
一寸羨ましいと思った。
帰って洗って紙に巻いて干して次の日食べたが「美味かった」。次で多分食い納めである渓流の釣りは
面白さが凝縮されていて、お勧めの釣りの一つであるが、遭難や蜂、獣との遭遇もあるので
用心が必要である。Ledライト ライター、ナイフなどは必ず常備した方が良い。
備品でいえばこの時期アブが多いのであんまりうるさい場合は彼らには死の毒きりで昇天してもらっている。