時化は多いのだが大抵貧果で終わるのがこの時期である。全体的に言えば
前半の寒波が入るまではかなりつれたほうではないかと思う。ただ 私個人のオフショアはあんま良くはなかったと思う。
勿論私の運気の問題も有るので 難しい問題だ。根本ベースが時化なので遠くに行こうと思ってもいけないところがあるので
無理やり釣ろうと思うと湾内やインショア―の釣りになってしまうのが貧果に繋がりやすいというのが先ず出てくる。。
基本遠征などのリスクの高いものは期待せずに長期に考えたり 宝くじ的幸運を願って入れるしかない。
実際問題 悲しいかなオフショア―のほうがショア―より魚総量が遥かに低いのが現状だ。だがここから寒くなるとそういった理不尽な格差も
徐々に緩和してくる。まあそういう場所を知っている場合はその限りではないのだがWW ここ数年以前のように一人で3時間でiguro-160L満タンなんて そうそうならないのが現状だ。
魚種のわがままを言わなければ まあ そこそこってかんじでもある。例えば40-50センチのサゴシクーラー満タンとか(爆)まあ基本勘弁してほしい感じだ。
前半 まだ海が温かい状態だ 恐らくだがまだベース水温は高い。問題は高い低いではなく 下がり幅が大きい事なのだ。基本沖側は水量で言えば下がり幅は小さい筈だが 寒風吹きすさぶ浅い場所は
そうではない。ただベース海流との兼ね合いも有るので水温のリカバリーのスピードやちょっとした天候風向きの影響を受けやすいことを考えておく必要がある。基本沿岸流が当たりやすいような場所のほうが
釣れやすい。が、秋から時化ていなくても一応は風裏も要チェックだ。何れにしろルアーの届く範囲にベイト在りきという条件が必要になってくる。ベイトの居ない場所で何かを繰り返しても基本進展はない。
魚を探したとしてからの話を続けたい。
この時期のベイトは小さいことがこの近辺の通常 沖側で12cm辺りもいるのは居るが大抵7センチ前後が接岸している。即ちそれを狙おうと思えば自然にルアーは小さくなる。勿論ファーストストライク理論で1-2匹は
何でもいいのは間違いない。それとナブラうちだこれは大抵何でもいいつまり 魚の一時的な活性を利用するやり方だ。これで提灯記事やSNSで何々ルアーで釣りましたって言われると 「はあー」。って感じだ。
割り箸に針付けて釣って見せられたほうが逆に感心する。だが時としてルアーや釣り方はマッチングする時があるものだ。勿論特定の品物だけとかそんな提灯の話ではない。
とりあえず3日間の釣りでやったことを顧みていくつかやったことを並べてみる。基本 海の状況は時化の海だった。しかし潮流が速く現地は割と波がない 見たところ2m前後というところだ。風は10m/sMAXあたり
初日は風が今一だったその為カレントがはっきりしている場所以外でのヒットはなかった。魚は希薄な感じだ、青物もボイル打ちでヒットはしたが取り込みで外れた。やや沖寄りには漁船が回っているのでその辺りがホットゾーンなのだろうと予測できる。
午後から風が強くなり今一つ歩けない相棒のために翌日へ持ち込む。前々日のパターン解析では 小型の漂わせが効果的だった。勿論それ以外でも釣れはしたが 釣れ続かせるという意味合いではそうした操作やルアーの方が効果はあったように感じていた。
勿論 それが一過性の場合もあるので単なる1データとしておいておき翌日には持ち込まなかった。逆に大き目とか色々やっては見た。まあ反応は薄かった。季節的な思い込みはある意味危険だ 概念の固定化は停滞を産む、疑うべきは自分の感覚だ。
適当なとこからスタートする 本日は相棒に遅いと置いてきぼりにすると宣言しているので彼も真剣にやってもらうしかない。別にガイドしてるわけではないのである意味当たりまえだ、先ずは適当に釣ってみる。本日はなかなかのかぜが吹いている
12m/s位だ 4-5回ストライクを取ってみる。魚はスロー目に出てきているような感じだ やや群れている感じがするが流れに対してのストラクチャーのほうがやや顕著な感じを受ける。ストラクチャーに対して沖目についていっる感じが強かった。
そこでもろ風あたり側のスポットへ移動 それまでミノーで釣っていたが ふと思ってシンキングペンシル7-8cm(スロー系)を使ってみる。11cm程度のサイズな10回も通せば釣れて1-2匹でシーンとなる釣り場だが、その為通常はテンポよく釣り場を移動しつつ魚っを釣ることが求められる。
がしかし、そこを更に4-5匹に出来そうだったからだ。沿岸流はなかなか強く流れている沖よりのベイトが強く岸に寄せられている。風は朝に比べると若干とれ気味だ。別にそれじゃないといけないわけでは無い要はやり方だけだ。
沖に投げて水面を目立つように引っ張った後サラシに入れると度々炸裂する。魚にスポーニングの兆候が見えるさっきからミノーだとオスしか釣れない、スポーニングと断定したのは体高と幅そして精子だ。ということはメスがいる。
この時期メスを釣るには 動きの速いルアーは禁物。ゆっくりデッドで引っ張らなければならない、早く引くと見切られるし尚且つ魚自体のスピードも鈍い、いや身重だから確実な動きをとるというのが正解かも知れない。
ゆっくりと細かく水面を掻くようにっ引っ張るといくつか炸裂が起こりそれらしいサイズが掛かる 時間が掛かるが1か所から4-5本は抜ける。そこまでゆっくりやると 20回以上ポイントを通すので大抵釣れなくなるのだが 驚くことに復路でも何匹か釣ることが可能だった。
まともに釣ると一一面倒なので適当に外れるようにして サイズが良いものやガッチリ掛かってっ外れない物を拾う感じだ。いやはやここ3日目の午後にして珍しく釣り方が旨くハマった状況だった。ただ難を言えば荒い岩場にして6番のハリでファイトしなくてはならない為魚の誘導がかなりきつく 取り込みであちこちに飛ばねばならない忙しくも楽しいひと時だった。