ルアー釣りやっていると癖が出てくる、これは癖じゃなくて故意だ!という人もいるだろう。だがやらないと実は寂しい思いや不安な気持ちから どうしても自己制御できない人もいるのだ。傍から見てこいつはもう駄目なとこまで症状が進んでるんだなと思ったりする。W
基本的にアワセとは何か?魚の口に針をしっかりかける動作を言うわけだが 包丁ですら通らない顔周辺の何を狙ってフックするのか考えたことがあるだろうか?骨に針を挿した経験があるような人間はあまりいないと思うのだが、、、確かに骨の勘合の隙間であるいくつかのラインには包丁が通るので針も通るかもしれない。だが基本まな板に押さえつけて刺さらないものを パン喰い競争状態の物に挿せると考えている釣り人は一寸頭の何かが外れている気がするがWW、事大きい魚に対してのみならず3キロあたりから魚がヒットすると何回もアワセを入れる釣り人は多い。まあ流行なのだろうと思う。確かに嚙む力が強い魚によっては複数回合わせ動作を行うことはリスクも有るがメリットもあることが有るかもしれない。客観的に物事を捉えるとすれば針からハズレて逃げた魚の想像をいかようにも取れる只の理屈なのだ。そこにあるのは自分の心に対する信じ込んだ嗜好しかない。だから治らないし同じことを繰り返してヒット直ぐにバラシを繰り返す。事態はエスカレートし回数が更に増えるWW
私個人は多くて2回程度でフックは終わっている。状況によってはフック動作はしない事もある。何故ならフック動作はラインの弛緩を呼ぶし魚の向きが大きく変わる初期に何回もアワセをするという行為は針を外す行為にも著しく近いからだ。考えてみようフック中の魚の向きはどうなのか?魚は大きい場合後ろから若しくは下からアタックするGTだったら後ろから口あけてアタックするのが見える筈だ大抵の場合そこでフックすると魚に対して前方方向に引っ張りながらフックする事になる だが次の瞬間魚はテンションに対抗して泳ぎ始める。フックの位置に対する力方向は180度フック角が変わるのだ。魚の筋肉繊維にすんなり入った針はそこから肉を180度捩じる事になる 。当然のことながらそういうことをすれば肉は弱くなる。若しくは刺さった針がバーブが無いせいで途中まで抜けてしまう事も普通に想像できる 針の向きに関して船上に上げてきた魚のフックオフ作業時「あれっ」と思った人間もいる筈だ。そう、フックしている方向が著しく捻れている事があるのだ。考えた方向からすると 完全に裏返っている場合も多々ある。フックテンションは適切にしておかないと魚自体を失う原因となりやすいのだ。
結論的に現在の状況で釣として魚をばらしたくない場合 バーブは潰さないほうが私はいいと思う。漁師にそんなのはいない。以前は頻繁にヒットして釣って放すという関係上やデッキ内での安全からそういうのがあったが100~万もするような釣コストに対して3日で1-2本の魚をフック抜けで終わらせるか否かは釣り人の価値観や要求の問題であり、ハリ傷など微々たるものである訳でそこを如何とらえるかは釣り人次第だろうと思う。はり抜けに関しては複数回のアワセや魚の態勢の変化にも有効なのはバーブだ 只鋭い針先が向きが変わることで筋肉を切り裂く関係であまくなりはり抜けが発生しやすくなる。また3ミリに満たない硬質の針金だと高負荷であれば肉を分断してしまう訳でバーブ自体のカットやバーブが無い事での抜け易さも有ると思う。とどのつまり刺さるという事は抜けもするという事だ。でなければ上げてきた魚の針外しは骨が折れる筈だ。刺さるなら抜けもするという事だ。