春は低水温からの立ち上がりが南風に向けて気温が上がる時化を釣るほうが俄然釣りしやすくなる。だが2月は暖かかったが3月になると一転ジクジクと寒波が差し込み状況はあまりよくない方向へ、春2-5番辺りと南の嵐は頻繁だが水温はそこまで改善せず 釣果も斑があって爆発力がない状況になりがちだ。
真冬のパターンから抜け出せない反面春に向けて産卵はバラバラと終わり 活性その物もやや低い状態で魚のサイズも下がり気味の今日この頃だ。
魚の状況に合わせて釣りをするのが普通ではあるがまあ撲滅を目指すならこの時期の釣は
スローに誘う方向が吉と出る。これは高水温でも低水温でもその要点の意味合いが違っては来るが有効だ。
意見を述べさせてもらうなら自分的にはこの時期大して面白みは無い ただヒットさせてパターンを研究する意味合いでは悪くは無いが 産卵後のダメージがありありと残る感じで狩猟としてのキープメリットはあまりない。自分がヒラスズキ釣りを仕事以外でするなら6月以降から11月辺りまでかなと思う。
水温が最も低いこの時期天候や日照による水温上昇を利用するなら バイトは割に素直だ
しかし寒風や南風による気温水温の上昇が少ない場合難しい事になる。彼らが普通にとる行動は大きく2つ 食と生殖だ。テレビを見ることは無い。釣るためには先ずご飯の行方を考えるのは常識だ。この時期風の当らないワンド奥にベイトがたまる。もしくは沖側から藻場に自ら接岸する傾向にある。秋も別の理由から接岸しがちだが春はそういう場所を顕著に狙う。
ベイトが入っているときの釣はサラシがあっても無くても釣れる ストラクチャーの有無も釣れやすさに若干は関係するが 基本何でもいいベイトが遠い場合ジグでも釣れる。
まあそういうのは数年に1回-0回みたいな確率で遭遇だが ベイトがパラパラだと結構難しい釣りになりがちだ。
まあサラシやショアライン ストラクチャーを考慮したとして基本的扱いはミディアムからスローを基準にゲームを展開する。青物が居たらハイスピードも取り入れるが サーフェスにすら出る気配のない状況である場合肉切れや食い込み不足のこともあるのでガッツリフックするスピードを心がける ベースはスローで扱うことが多い。スローのスピード自体はルアーが泳ぐかどうかのギリギリライン 何方かといえば餌木みたいなスピードだ。極端に言えば食いそうな場所で適当にサスペンドか浮かせておくぐらいだ ただフローティングだと水面まで浮けない魚の場合 数が少なくなる。Fである場合ある程度撒いて沈めてのち水中で漂うように操作するほうが良い 基本スローシンクを漂わせるほうが割と簡単だ 95PS等の下から見て細いフラットミノー等は扱いやすい。シンペンのJDPでもいいがもう少し軽いほうが良いかと思う。TR95等売っていないがかなりやり易いルアーだ。