その2
講習は熱く行われ夜半まで愛の説教部屋の状態であった。
痛風なのにビールが飲める佐藤氏はなかなかの兵である。
ウエストバックもビール腹ならこのとおり(佐藤さんです念のため)。これならしたに落ちることも無い。しかし笑える。
腹が出るとギンバルとしても使えてある意味便利である。
これがサトウキビやはり北限に近いので茎が細い黒糖や焼酎の原料としても見られる、そのまま
でも一応食べられるが味としては青臭い甘い汁という感じである。これをどこまで絞って煮詰めれば
砂糖になるのであろうか?
ロッド立てにはEGロッドがいっぱい元祖(爆)スローピッチロッドが満載である。
今回1っポンだけ持っていったジグロッドエバーグリーンプロトツルサキ改モデル。
一寸工夫が施してある。
昨日から佐藤さん醤油玉ねぎ生姜ポン酢やら買い込んでいるのできっとこれが必要なはずである。
今日は200mラインのシビゾネへといってみる。で昨日よりは若干サイズはあがっている。
昨日に比べてサイズがあがりだした。愛の説教部屋のおかげで士気が上がったのか
魚との接点をうまく見出すものも増えてきた。私は思うところあっていろいろ実験することに。
スロージャークはある意味最強でもあるがフォールに重点をおいて釣るため。
フックの完成度にかなり左右される。基本細軸でタイイングアイにポイントが向いている
貫通重視の針で無いとフッキングは難しい。あたりが細かい場合特にフックミスが多くフックがヒラマサ向けの
フックの場合フッキングしない事もかなりある。気に入ったフックを使うのも良いがTPOにあわせて形状を
変えないとこれからのシビアな状況を乗り切れない可能性も高い。当日はいろいろヒラマサで使うフックを
とっかえひっかえしてやってみたがあたりを取りきれない。ジグはボロボロにはなっているが
フックするのは他の魚のみである。しかし面白いアタリの数はハイピッチの2−3倍はある。
すべてに素直な人はちゃんと結果を出しているが私はというとこんなもんである。こいつは久しぶりの獲物である。
というかジグで釣るぐらいならシャ引き針で一網打尽に釣りたい。こうしているがこいつはさっぱりして美味しい。
続いてこいつなんだろう
今回は佐藤さんのジギング折角だから見せてもらわないと
といいつつ1投目で見事にヒットである。ラインフリー釣法で一気に走らせて魚を取る。
魚は小さかったがいいものを見せてもらった。
それとスローディープの基本ファイト、ロッドにリフトパワーが無いので曲げるというより
殺してリールのみで巻き上げるというところである。リールの巻上げ力はかなり必要になるが
もっとも確実で安全な方法をとっている。200mからさらに深ければラインフリーをしても余程の
凸凹でない限りラインブレイクが無いと考えてのことだろう、しかしこれはある意味危険でもある。
200mのラインテンションはラインの途中を擦らせるのに十分なテンションでラインフリーを行えば
どこで擦れているか特定が難しいというところがある。単数で釣りが終了するならいいが
1日を確実に過ごすならある意味消耗的釣りでもあるといえる。
魚は小さかったが1っぱつで釣るところはインパクトがあったさすが尿酸結晶と同じく人より抜きん出たところを
見せてもらった
これで私の仕事もほぼ終了である。例のかつおのタタキ製作の時間がやってきた。十分に血抜きしたかつおを
沖縄式でばらしてゆく。
ガスで焼いて氷水に潜らせ、切ってゆく。個人的には皮のところをきつめに焼いたものが良い
また茗荷などを入れると尚いっそううまみが出やすい。
とりあえず食ったら就寝である。
で帰ったらまたもや魚をさばいて食うらしいしかもさばける人間誰もおらず。私がやる羽目になってしまった。
次の日は船は辞退させてもらった折角つれ始めたのに混ぜられるのもどうかというところと折角なのでうろうろしてみたい
というところである。
まずは地に植えてあるパパイヤここまではOKということであろうか?ということはマンゴーもいけるということ
なんとも羨ましい。そういえばジャガイモの手伝いのときに若いパパイヤの漬物がでた美味しかった。
ついでにマンゴー園にもお邪魔してみた。今花が最盛期。ここで受粉させて3ヵ月後に収穫ということになる。品種は
アーウィンとの事である。なかなかの木の太さそれもそのはず地植えである。肥料管理が難しいが木の生命力は強い。
ちなみに樹上完熟はしておらず後熟成での発送だそうである。確かに樹上完熟は美味しいが
最高にうまいのはやはりちぎって直ぐ冷やすのがうまい。甘みが熟成されてからだと果肉の食感が悪い。
ここのものは地理的な問題で完熟が不可能なのでそうしているらしい。たしかにここからだと時間がかかりすぎる。
いんのじょうふたにも行って見たかなりのロケーションで魚も釣れそうである。おかっぱりも悪くないが
多少治安が悪いとの事であった。
で時間になって山の港に帰ってみるとシマアジがランディングされていた今回はちゃんと血抜きしたらしい。
いまだかつてシマアジを食したことが無い私にとって魅力的な魚であったが今日帰らねば確定申告が
待っている。もう少し佐藤さんと居たかったが時間が無い特産品のジャガイモと一緒に船に乗り込み
帰途に着いた。
問い合わせ 徳之島シーフロント090 2510 3923
サンラインPE8HG5号
FC100 70−80
ジャベリンジェット30−60
ジャベリン320
SLジグ VM320 LB400