夏になると思い出したようにインショアのボート釣りで根魚やその他の魚を釣る人も多いと思います。
今回は未だ苦手と思っている方に60mより浅いラインの魚の釣り方の一端ともいえる考え方を説明させて頂きます。
とはいっても日本全国世界に関しても一部しか行っておりませんのでもしかするとうちは違うというところもあるかと思います。
ただこれから書くことは岸であってもボートであっても粗変わらない私自身の基本的な攻略法として紹介させて頂きたいと思っております。
まずこの手の釣りは簡単です。割に多くの魚を船にもたらすからです。タイラバ エギング インチクなどは一発狙いが外れた時も
寂しさを紛らわす重要なターゲット(笑)であるからです。
しかし いざ釣りしてみるとやや解らないところがでてきたりしやすい釣りであります。割に手元に感じるテンションが緩い釣りに有りがちなイメージが構築しにくい点です。
ジグのようにドスンドスンと底で誘えればそれはそれで簡単ですが、数を伸ばしたりするのにはやはり魚の居るであろうレンジを食いやすいスピードでルアーを使う必要があるからです。
勿論先にも述べたように釣りに絶対はありません。テクニックを凌駕する魚の活性や船長のテクニックがあれば ただ笑って魚釣りができるはずです。
私はジギングやこの手の釣りをするときは船の流れ方を気にします。もしくは船に対するルアーの流れ方ともいえるでしょうか?
例えば一例ですが乗っている船がポイント上で止まります。皆下ろしてと指示があって一斉にルアーを落とします。すると待って居たかのように数人に魚がヒットします。
しかし暫くして船が潮や風の影響で流れ出すと途端にミスバイトやノーヒット状態に陥り 再度登っては落とした人の数人がヒットということを繰り返す。という事例に遭遇する人は割に多いはずです
ポイントに到着して船が止まって直ぐは船自体がルアーを引きずりません。そのためルアーの動きが自然になっているもしくは食いやすいスピードになっているのでは?と私個人は
かんがえています。それを調整するには流れに対して上もしくは垂直に入れることが必要になります。それによって早く流れすぎるスポットに誘いをかけるという行為をして行こうという考え方です。
もしくは
例えば絵のように弦側からドテラの船の場合船首もしくは船尾側に投げるのが順当です。パラシュートアンカーやスパンカーなどの影響で船首や船尾側から切れる場合はあくまで流れに垂直に投げるのが
よいと思います。
では乗り合いでそれ以外の場所に居た場合はどうするか?これは船長に従うしかないですが仲間内であれば前3人後ろ3人で観音釣り形式で時間差で流すか、
両端の人が投げている垂直よりやや浅い角度でもいいから斜めに入れるという方法があります。
もしくは糸を送りながら釣ってゆく方法で釣るしかありません。こういった釣りにつり座自体を指定しないほうが船の釣果自体も伸びると思いますが大抵の場合釣り座の移動は
できません。まあ船長にとっては関係ない問題ですからね客が釣ろうが釣るまいが(笑)
スピンテールやバイブレーションを落とす場合フロントヘビーなルアー全般にもいえますがキャストして時折テンションフォールしつつ落としたほうがピックアップ同時に腹のフックが
ラインを噛むなんてアホな結果になりにくいです。特にテール側にアシストフックを付けている場合落としている最中には絡まないように注意が必要です。
大抵キャストするとこんな感じの航跡で手元に帰ってきます。勿論このラインのU字は船が受ける風の抵抗や潮の向きやスピードで一定にはなりません。
この釣り方の目的は魚に食いやすいスピードでルアーを見せることにあるわけでそのスピードの調整が行いやすい角度やルアー自体の重さなどは変化していく
と考えておく必要があります。でも自分自身そこまでシビアにしているわけではありません割に簡単と思っています。
ヒットする確率が高いのは着底後直ぐとピックアップの直前の船からの角度が45度より深くなってから上下にフワフワやっている位の時にヒットすることが多いように思います。
ボートエギなどもこの時のヒットを取れるポジションが最もつれる場所であり別に「神が降りてきた」。(爆)とかいうわけでもなく基本ついて来たイカを拾えるスピードを容易に作れる場所というだけのように
思えます。といった感じでドラッキングのみで釣れないと思ったとき試してみれば結構釣ることができるとおもいます。ロッドの操作は底を取ったらブレイドの回転を感じるぐらいに竿でピックアップして着底を繰り返す
水平から垂直に変わってきたらブレードの回転をギリギリ程度で上下の誘いを竿でゆっくり目にイメージは重たいエギを手前で誘いを入れる感じでユックリ落とす。ジグやインチクの場合も基本的には同じ理屈で重点的に
誘いを入れる場所とそうでないところを考慮したほうが数はいくと思います。
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