FCLLABO UC shore cast Rod:UC11ft β3
・UC11ft β3(ベータスリー)
自重約255g キャスト80g
(自重は参考自重です EVA密度の差がありますので ロットによって増減がある場合があります)
磯のマルチ系ロッドとして使えるロッドがほしい、ただし10P等の超強力、本格的モデルではなくある程度の青物とヒラスズキつり真鯛などに対して丁度よいパワーのロッドとして7年ぶりに復刻いたしております。
PE3号以下であればきっちりと仕事ができるロッドでございます。まあこの手のロッドの扱いは自己責任ですので(笑。従来比でいえば大分強度は上がっております磯の相棒として申し分ないロッドです。
グリップは細握りのDPS18、印籠継ぎです。適合リールは3500-4000番(ダイワ)ロッドテストではフリームス3500−4000を使用。PEはマックス3号を使っております。
バットはチタンT−RV25−Hモデル、そこから最小径10mmのチタンSICへと接続しております。現時点では強度、安定性の面でこのシステムを使用しております。写真のとおりスムーズなガイド配列です。
トップはより硬くなっております。おまけに強いマックス80g、そして細いDPS18mmのリールシートです。必然的に軽くなっております。
磯の相棒としてβ2(前モデル11ft)を選ばれていた方からすればこの激変ぶりは大きいかと思います。
テストではジグ120g、ポッパー80g辺りまでを使ってカスミアジやシイラ、その他青物も釣っております。
遠くに飛ばす、そして魚を釣り上げる目的に沿ったロッドです。ただこれで開発が終わりというわけではないのであえてβモデルとして発売開始ということになりました。
期待通りの仕事ができる磯のアイテム。
ヒラスズキに傾倒したシャープな「2S」とマルチにこなせる強靭さと持ち合わせた「βV」
19年加筆
私的には近年磯青物の釣りも関心が高まっておりますのでこの手の需要は必要枠と考えております、自分は2sベースで替えスプールにて#2と#2.5−3をセルテートにて現場で対応 青物を狙うときはメイン3号から 2.5号あたりのテーパーリーダー40−100が最初からセットしてあるスプールと交換後同じ竿で青物釣りしております。β3はより安心できる高負荷のファイトが展開できる竿です。また青物や足場の高いランディングなどは長いシステムのおかげで楽勝です。
私のように磯でネット使える人は殆どいらっしゃらないと思います(笑それであればロングリーダーの釣りも合わせてオススメできるところです。
・UC11ft β3 SPINNING
・FCLLABOネットショップ
ノーマル2013と2SそれにβVで迷う方に違いを説明しておきます。
ノーマル2013と2Sの違いは片手で振れるか振れないか、の違いです。
βVはトップの硬さは2013モデル(軟い)と2S(硬い)の中間です。ファイトはトルクを感じる強さがあります。
私が2Sを使うのはこの軽い小技をやりやすいところにあります。
近年ヒラスズキ何故か流行っておりまして、昔のようにデカイルアーで釣る釣りがメインではなくなりつつあります。元々ヒラスズキ自体がフィネスな物を好みやすいという傾向も踏まえて長い強竿の中にも扱いやすさを盛り込んでいるのが2Sということになります。ただの棒引きしかしないのであれば何でもよいですが、やや細かく釣るのであれば2Sは役に立つ竿となると思います。
●UC11ftβ3ダブルフットトルザイトモデルについて
2016モデルにトップ以外フルトルザイトモデルを10本のみ販売します。
(現在売切中です)
さて今回のモデルですが若干ガイドバランスを手前に降ろしております。
フォアグリップを短くしました。
それ以外は普通でございます。トルザイトモデルに関して私も使用しておりますがトップ以外のガイドへの絡みは押さえられていると思いますがトップガイドだけはどうしようもありません。
まあ全体的なシステムトラブルは低下しますので効果はあると感じております。トップガイドは強度的にも安心できるSICを使っております。それ以下Kフレーム8からスタートのトルザイトでございます。8にした理由は内径の損失率がSICと比較して低くまたフレーム強度とロッドのブランク強度のバランスをとった上での安全な領域でそうなっております。